30代後半からプレ更年期という言葉にアンテナが経っていましたが
最近体調の波が以前と変わってきているなと感じるときが度々あります。
更年期とは閉経の前後5年間、計10年間のホルモンバランス調整期です。
閉経してみないといつからいつまで更年期だったのか判断できませんが、着実に更年期に近づいているなと実感する今日この頃。
10年って結構長い!その期間どんなふうに過ごせばいいの?
更年期の症状は感じやすい人感じにくい人、症状の振れ幅も大きいと聞いています。
果たして自分はどんな10年になるのか?
今から心と環境の準備をして備えておきたい。
私は医師や医療関係者ではありません。 このブログで紹介されている内容は、医学的または個人的なアドバイスとして解釈されるべきものではありませんのでご留意下さい。 これらの情報は、私がヨガインストラクター、フィットネストレーナーとして、また個人的に長年にわたって自分の健康状態に合わせて学んできた知識です。 気になる症状がある場合には必ず医師に相談して下さい。
更年期は皆に平等に訪れます
今か今かと待ち構えていてもこればっかりは予定通りにいきません。
人間の体も自然のものなので、思った通りに行かなくて普通くらいに思っておいた方が良いですね。
それでも、いざ更年期が来たときその症状や感情に飲み込まれなくて済むような準備はしておきたい。
私が実践している更年期のスタートラインに立つための準備を3つのカテゴリに分けてご紹介します。
1,心の準備
すごくシンプル、簡単です!
『なるようになるさ』と思っておく。
2,体の準備
ホルモンバランスとは更年期に限らず過度なダイエットやストレスによっても乱れるもの。
更年期は老化による乱れ、それは自然のこと。
日ごろから、しっかり栄養を摂り、体を動かし、睡眠を十分に摂るようにしています。
過度なダイエットをしたり、寝る間も惜しんで仕事や家事をこなしたり、体を不自然な状態にしないことが最善です。
3,環境の準備
思春期の子供を2人も抱えて更年期を迎えるというのは中々過酷な事かもしれません。
ホルモンバランスの乱高下が激しい両者が平和に共存することはとてつもなく難しい~~~~
(話は飛びますが、若い時に更年期を視野に入れていたら絶対20歳から子供を産み始めたいと思ったはず!)
40代。子育て、仕事、家庭、夫婦関係、どのカテゴリでもそれなりに問題は生じてきます。
自分一人ですべてコントロールできるのであればストレスにはならないかもしれませんが、こればっかりは思い通りにならない事。
私の対処法はそれぞれの役割において自分にとって健全な境界線を設けるということ。
母親、仕事人、家庭を切り盛りする人、妻、娘(自分の親から見て)
全てを完ぺきにこなすことはできないと初めに認識することが、自分を追い込まないための防御策だと思うのです。
ここまでは出来るけれど、ここからは出来ない。
その境界線をハッキリクッキリ示すことで、次の対策を立てられるというもの。
自分以外に頼れる人はいないか、そもそもやらなくても良いことなのではないか。
そうやって優先順位をつけて取捨選択して削ぎとしていくことで心と体への負担を軽減していっています。
更年期が近づいているサインとは?
個人差が大きいと思われる更年期の症状
今年42歳になる私は、まだ更年期に入っていはいないけれど徐々にスタートラインが見えてきたという感じ。
多分これが更年期前のサインだなというのが
・生理周期が短くなってきた
・生理期間全体での経血量が少なくなってきた
・全体としては経血量は少ないけどゲリラ豪雨的に大量出血するタイミングがある
・生理前にガクンと気力体力共にダウンすることが多い(普段の体調が100なら生理前は0)
調べてみると、やはり私のケースはどれも更年期が近くなってきたというサインだそうです。
うん、自然の流れに忠実ですね。
同い年のお友達ドクターとこの話題になったときに、彼女も私と同じような症状があると言っていて、やっぱり平均的な体のリアクションなんだと納得しました。
彼女は漢方薬を飲み始めてから症状が和らいだというので、後日彼女のクリニックに薬を処方してもらいに行きました。
次の生理がくるまで体がどんな反応を示すのか、漢方は私に効果があるのか実験中です。
大体2週間ぐらいで効果を実感し始めるとのことだったので、次の生理は少し楽しみですね!
更年期を人生でイヤな時期だと思わず、楽しみながら過ごす秘訣とは
更年期が明けたおばさま方が一様におっしゃるのは
もう気分最高!体調も良いし悩み事もないし!!と言葉を揃えたかのように話してくれます。
裏を返せば更年期中は心も体もとても辛かったということ??
更年期をこれから迎える身としては、そんなに辛く苦しい10年を過ごしたくはない。
更年期の症状の大小には元々の性格や気質が大きく関係してくると言います。
元々うつ傾向がある人は症状も重くなりがちで、明るく楽天的な人は症状に気づかずに過ぎ去る人もいるようです。
それならば、今から対策を立てることは出来そうです。
まず体を動かすこと
体を動かすと、体だけでなく心も軽やかにリフレッシュできます。
内向的な人でも体を動かすとなんだか気分も高揚し外交的になるような気がします。
トレーニングを始めて前向きに明るい性格になったというのはよく聞く話で、体を動かしそれまで気づいていなかった自分の身体能力を発掘し継続することで自分にも出来る!と自信が湧きます。
更に運動を習慣にしていればボディラインも変化するし食生活や生活習慣にも気を付けるようになります。
ポジティブなサイクルが回り始め、そうなれば性格だって明るく外交的になっていくはず。
次に大切なのは健康的な生活習慣を身につけること
寝る、食べる、動く この3つを規則正しく日々積み重ねていく
□睡眠時間は過不足なく、大体7時間くらいは寝れるようにする
□食事も自分に合った回数でしっかりと栄養を摂る
□運動をするぞ!と意気込まないまでも移動に徒歩や自転車を取り入れる、階段をあえて使うなどこまめに家事や仕事で体を動かす機会を拾っていく
どれも基本的な事だけど、それが出来にくいのが現代人の特徴です。
意気込みすぎずに淡々と早寝早起き、食事は栄養満点、ちゃっちゃか動き回るをコツコツ積み重ねていく意識を持つところから始めましょう。
特に睡眠時間は本当に!大事で7時間以上8時間未満の睡眠時間が一番体調が良いんです!
これは皆さんにもぜひぜひ実感していただきたい!
遅寝遅起きで7~8時間の睡眠はダメなんです。遅くても11時には寝て6時か7時に起きる。
毎日十分に寝れていると疲れにくいし太りにくいですよ!
基本的な生活習慣と運動習慣が整っていれば、体調を大きく崩すことも少ないですし、心の状態も安定していられます。
そういった土台がしっかりと保たれていれば、更年期の症状が出てきたとしても『遂に来たわね!』と対策を立てられるのではないでしょうか。
漢方薬を取り入れてみたり、仕事のペースをスローダウンしてみたり、ちょっと贅沢に美味しいご飯を食べに行ったり、いつもとは違う運動をしてみたり、家事を思い切って休んでみたり、色んなカードを振り出してあの手この手で更年期症状を交わしていくことが出来そうです。
更年期10年間は、自分のライフスタイルを再構築していく貴重な期間
人生が100年ならば、更年期50代前後は丁度人生の折り返し地点
今までの人生を振り返り、これからの50年をどう楽しんで生きるか一度立ち止まって考える時期なのかもしれません。
体が変化する時は、心も変化するし、ライフスタイルだって変えていかざるを得ません。
そのプロセスにしっかりと向き合い次の50年のライフプランを練る。
自分はどんな暮らし方をしたいのか
どんな歳の重ね方をしたいのか
何を学びたいのか
人生を最後まで飽きずに全うするためには学びは必須項目だと思います。
子供の時は学ぶことの意味なんてちゃんと理解していなかったけれど、大人になってみて学びたいことがある事、学ぶ時間がある事がどんなに贅沢な事なのかをひしひしと実感しています。
自分の体の舵取りを、意識的に行っていく。
自然に逆らう(更年期に抗う)のではなく自然の流れに乗りながらも、航路の調整や方向転換など舵取りは自分で責任を持ちながら進んでいく。
どんな時も船頭は自分であるということを忘れずに。
楽楽な人生を楽しみながらゆったりと旅していきたいですね☆
☆美ボディと健康は習慣で作られる☆
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