ヨガインストラクターの私がなぜ?筋トレを始めたのか。
それだけでなく、筋トレ習慣を発信し始めたのか?
人生のいくつものステージと向き合っていく過程で(筋肉無くして人生楽しめない)という結論にたどり着いた私のストーリー。
本記事では『私の心と体と向き合った遍歴』をたどりながら、なぜ筋トレをこんなにも全人類に必須と薦めているのか、そのお話し。
体育の時間が苦痛だった運動音痴の子供時代
ヨガを長年やっているし、私が運動が苦手だというとほとんどの方に驚かれます。
体を動かすのが好きな人と思われがちなのですが、実は全然違います!
運動音痴という言葉は私のためにある?と言うくらい子供の時から運動センスが全く無い。
跳び箱を飛ぼうとすれば飛ぶ前に落ちる
球技なんて相手チームを勝たせるためにいるんですか?というくらいボールがとんでもないとこに飛んでく
スピードスケートなんて立つことすらできない
体育の時間が嫌過ぎて、わざとスカートで登校し見学する常習犯になっていました。
20代初め、なぜかヨガに惹かれる
2000年代初頭にじわじわと流行りつつあったヨガ、オンラインもまだ誰もが使っていない時代にどうやってヨガにたどり着いたか覚えてはいないのですが南青山にあったおしゃれなヨガスタジオに通い始めました。
その後、ある先生との出会いから荻久保のインド料理屋とスナックの上にある渋いヨガスタジオに通い始めました。
アシュタンガヨガという、同じポーズを同じ順番で練習するスタイルのよが。ヨガ版ラジオ体操みたいな感じです。
これが私にカチッとはまったのです。元々運動が苦手な私、型が決まってる方が覚えやすいし練習していくうちに体が動きを覚える。
しかも同じ動きだからこそ、体の変化もキャッチしやすかったのです。
最初は動きから入ったヨガですが、その後ヨガの哲学的な側面にも興味を持ち【人と比べない】【よりよく生きるためのヨガの八支則】などを学ぶうちにすっかりヨガの虜になりました。
妊娠出産後の体の急激な変化についていけない混乱期
20代半ば頃までは会社とヨガスタジオを行き来する生活だったのですが、27歳の時に第一子を妊娠
その後はマタニティヨガクラスに足しげく通うようになりました。
29歳で第二子妊娠した時は長男がいるので、妊娠期間中はヨガクラスに行けずでしたが妊娠期間中も問題なく安産でした。
2人を出産するところまでは良かったのですが、産後に色々な体調不良が次から次へと出てくる出てくる。
髪の毛が抜けるは産後あるあるですが、それ以外にもフェイスラインにだけ出る吹き出物、体重は母乳だったせいかみるみる減少していくけれど栄養が追い付かないせいか体力も衰える。
妊娠中に衰えた腹筋と不良姿勢での育児、腰も肩も手首も痛い!新生児育児とは切っても切り離せない極度の睡眠不足。
そんな状態でフルタイムで仕事もしていて、今思うとあれは若かったから乗り切れただけだとつくづく思います。
私は育休を長くとらなかったので長男の時は3か月、次男の時は6か月の育休のみ。
ほぼワンオペで働きながらの子育てだったこともあり体力がついていかない事にプラスしてメンタルもアップダウンが激しかった。
その上、次男の育休中に仕事も解雇され正に人生のどん底期と心身の健康も混乱期の30代前半を過ごしていました。
そんなさなかに大震災が起き、幼子2人を抱えて仕事も無い中いよいよ東京での生活に限界を感じます。
2012年には実家のある北海道に移住を決めました。
子育て落ち着いたと思ったら・・・
30代前半は新天地での暮らしの立て直しから始まります。
新たな土地で夫婦二人、まずは仕事を作らないと始まりません。
私はヨガ教室を始め、夫は英会話教室をすることになり運営面は全て私が担います。
手探りの中少しづつ暮らしが立ちゆくようになり、子育てもひと段落。
息子2人が小学生になり、自分の自由になる時間ができたと思ったら…..
40歳目前での体力低下と体調不良のオンパレード
38歳の時これまでには無い体調不良を経験します。
睡眠時間はとれているのに、疲労感が抜けずに朝起きる。
体も重く、だるく、体力が本当に続かなくなりました。
これはどうにかしなければと、リサーチする中で体をリセットする目的で週1回の断食なるものを始めてみました。
内臓の疲れを取り本来の機能を取り戻して元気になれると思い数か月間は続けたでしょうか。
体は細くなるけれど、本来の目的である体力は一向に戻らず。
1日中眠い、昼には必ず寝落ちしてしまう日々が続いていました。
しかも愚かなことにこの週1断食を6か月近く続けていたんです、この断食期間中に筋肉が一気に痩せていき更に体力低下や冷えなど、体の機能の低下が進んでいたんです。
筋トレを始めようと思った単純な理由
筋トレを始めるきっかけはヨガの師匠が筋トレ習慣があると知ったから!とっても単純です。信頼している人のお勧めはなんでもトライしてみる精神です。
御年60歳近くと推測される師匠が若く元気で行動力に満ちているのは【ヨガ+筋トレ習慣】があるから
ならば私も筋トレをプラスしてみようと思い、即行動。
筋トレなんてこれまでの人生でしたことないし、とりあえず当時流行っていたお尻筋トレから始めました。
最初は全然効いてる感じもしないし、見た目の変化も無かったけれど地道にゆるゆると続けていました。
1年くらい経った頃、ヨガの生徒さんに『先生のお尻、キュッと上がってますね!』と褒められたのです!
改めて鏡で自分のお尻をチェックしてみると確かに、上がってるしぺったんこ尻だったのがボリュームアップしている。
この時初めて筋トレの見た目の効果を認識できました。
そして体調に関しても改めて振り返ると、体力も続くようになっている。
人間ネガティブなことにはすぐ気づくのにポジティブな変化は割とスルーしちゃうんですよね。
以前と比べて元気に健康になっているのにそれが当たり前の感覚になっていました。
筋トレを本格的に継続しようと決意した40歳
筋トレを始めて1年が過ぎた頃に、体型の変化や体調の変化を改めて認識し、その時初めて筋トレって実はすごい力があるのかも!と確信したのです。
そこからはお尻やお腹だけでなく脚、背中、胸、肩、全身の筋肉を鍛えるトレーニングを始めました。
筋トレを実践するばかりでなく、仕組みや呼吸の使い方、正しいフォームの勉強も楽しくてどんどん筋肉ワールドに引き込まれていきました。
筋肉はある程度基盤ができるまでは時間がかかるけれど、一旦土台ができてしまえば後は伸びしろしか無い事にも気づきました。
2年目からはみるみる筋肉がついていき、食事を筋肉を作る内容にシフトしたこともあり筋肉量がぐんぐん増えていきました。
筋トレの効果を数字で見る、鏡で見るとますます継続したくなる!
毎年健康診断で身長を計りますが、筋トレを始めたあたりから年々数ミリづつ伸びていったのには驚きでした!
姿勢が改善されて伸びたのと、筋トレに付随するジャンプ運動で背骨の間の潰れが解消されてスキマが広がって伸びたのかな?と推測しています。
筋トレを始めた当初は断食を数か月していて、筋肉量が平均以下だったところから比べて6年間で5kg増えました。
体型も毎日全身鏡でチェックしますが、むくみにくくなった事と足の形やお尻の形が変わった、お腹や肩のラインも変わりました。
全体的に上に引き上げられ、たるみが解消したんですね。
こうして目で見ても数字で見ても大きな変化を目の当たりにすると、やはり筋トレはものすごい力があるんだと確信します。
健康診断の血液検査の数値も年齢は上がっていくけれど、異常値に近づくことなく維持しています。
過去を振り返ることで気づく『筋トレは未来の自分への投資』だったということ
6年間筋トレを継続してみて思うことは、『38歳の私、筋トレを始めてくれてありがとう!』という一言に尽きます。
あの時筋トレを始めず、断食で体調不良を直すことを辞めていなかったらもっと不健康に体力も気力も衰えていたと思います。
(食べる、動く、休む)この3つが良いバランスで回ってこそ美ボディも健康も実現するのだと確信しています。
筋肉への投資は未来を健康に元気に美しく生きるために必須と今は自信を持って言えます。
筋トレは大変そうと思うかもしれませんが、私はジムにも行かずお家の自重トレーニングから始め6年続けています。
今では習慣となり毎日何かしらの筋トレをちょこちょことスキマ時間にやっています。
筋トレはかけた時間ではなく、かけた負荷によって効果が決まります。時間は関係ない。
だからこそ、毎日1部位1種目の筋トレでも十分という事。
すぐに始められる!初めはダンベルなどの道具だっていらないです。自重でも十分に負荷をかけられます。
若いうちから筋トレをしておけばよかったと思うけれど、筋肉は何歳からでも鍛えれば結果が出ます。
健康寿命が短い日本の人たちに足りないのは筋肉を維持する運動習慣。
筋肉さえ維持できれば、ベッドの上で人生の最終期を過ごさず自立して暮らせるはず。
いくら長生きできたとしても、好きなように行動できない、自立して生きられないならば意味が無い。
元気があれば何でもできる!筋肉があれば何歳になっても本当に何でもできると思います。
筋トレ習慣を身に付けて30年後も綺麗で健康で元気なおばあちゃんでいたい。
そんな可愛いアクティブおばあちゃんを日本中に存在させたいという想いで日々発信をしています。
今日から筋トレ始めたくなりましたか?
思い立ったが吉日、はい!その場でスクワット10回やってくださいね♡
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