年齢を重ねていくとお肌や髪の毛が乾燥しやすくなり
肌荒れや髪質がパサパサになったり
季節によってもお肌や髪の状態が乱れがちになるのは
女性ならば誰でも一度は経験があるのでは?
かくいう私もほんの少し前までは皮膚科に通っていても
肌荒れを繰り返す、肌荒れ上級者でした。
そんな私が最近肌荒れしなくなったな~という
”最悪”の状態から”まし”になった理由を深く掘り下げてみたいと思います。
私は医師や医療関係者ではありません。 このブログで紹介されている内容は、医学的または個人的なアドバイスとして解釈されるべきものではありませんのでご留意下さい。 これらの情報は、私がヨガインストラクター、フィットネストレーナーとして、また個人的に長年にわたって自分の健康状態に合わせて学んできた知識です。 気になる症状がある場合には必ず医師に相談して下さい。
肌荒れの原因は栄養不足だった
3年くらい前から首から上(首と顔)のみ肌の痒みから
ただれや赤み、腫れなどの症状が出始めました。
スキンケアはどんなに肌に優しい処方の物でもヒリヒリして痛いので使えなくなるほど。
酷くなるたびに皮膚科でステロイド軟こうと保湿クリームを処方してもらって症状が治まるのを待つの繰り返し
少し良くなってもまた酷くなるを繰り返し、中々ステロイド剤から卒業できずにいました。
半年以上病院から出された保湿剤だけでスキンケアしている時期もありました。
肌状態が良くなると、今度は自分の肌に合うスキンケア商品を探すために色々と刺激の少なそうなメーカーの物を試し
ちょっとでも合わないとまた肌荒れに戻るみたいないたちごっこをぐるぐると繰り返し、
ついには肌の見た目が悪いのはまだ良い方、痒みが無いだけましと思うくらい精神的に追い詰められていきました。
この時は女性にとって肌状態の良し悪しは精神的な安定にとても影響を与えるということを痛感しました。
それまでは外から塗るモノ(薬や化粧品)にばかり救いを求めていたのですが、
体作りにも意識が向くようになり、体を作るには栄養が重要という基本的な事を思い出し
そこから自分の栄養状態に目を向けるようになりました。
隠れ栄養不足が多い現代人
カロリーはとれているのに、栄養は摂れていない現実
現代は飽食の時代。
いつでも簡単に食べ物が手に入りお腹を満たすことが出来ます。
が、しかし!
空腹は満たされても体の栄養状態は満たされていない人が多いのも事実です。
いわゆるファストフード(ここでは自炊以外の食事全般の事を言います)には化学調味料や保存料など添加物が色々と加えられている割には栄養価が低くカロリーの高いものが多いです。
最近では健康志向のファストフードがコンビニでも色々と売られていますが、お値段も高い!
私の場合、ファストフードこそ食べていませんでしたが、食の嗜好に偏りがありました。
まず第一に米が嫌い。
米嫌いにとって糖質制限ダイエットはイージーゲーム
米に加えて粉モノへの欲求も少なく
世の中も糖質制限は良いことだみたいな風潮が数年前までは漂っていて
特に気にかける事もなく食事から主食が無い生活を続けていました。
当時の私はたんぱく質の必要性を今ほど理解もしていなく、低糖質低タンパク質の食生活がデフォルト。
ナッツや乳製品や大豆製品は今から考えると異常なほど意識して食べていたので、
今考えると割と高脂質な食生活でした(恐)
野菜に関しても【旬のもの】というよりも食べなれているものを選ぶことが多く偏りがありました。
今でこそ、食べて栄養摂取しましょうと言っている私ですが
当時は隠れ栄養不足になっていたんですね。
栄養状態の偏りを結果として肌荒れという形で危険信号を出してくれたのかなと今では思えます。
三大栄養素、五大栄養素をバランスよく摂取してこそ健康的な体は維持されるのだということを身をもって経験しました。
栄養が足りない体は修復のための資材不足になっている
では栄養が足りなくなると体にどんな影響がでるのでしょうか?
低栄養状態で起きる体の症状は以下の通り
- 痩せてくる(筋肉量の減少)
- 基礎代謝量の低下
- 基礎体温の低下
- 貧血
- 皮膚の炎症を起こしやすい
- 傷が治りにくい
- 抜け毛が多くなる
- 握力が弱くなる
- 下肢や腹部が浮腫む
- 体力 気力の減少
などなど、個人差はあるでしょうがこのような症状が複合的に体に出始めたら黄色信号です!
私の肌荒れの例でいうと、
低糖質低タンパク質+偏った野菜摂取から導き出されたのは
鉄分不足=肌荒れを引き起こす かゆみなど
亜鉛不足=貧血 食欲不振 皮膚炎他
マグネシウム不足 =不整脈が生じやすくなる
実際に健康診断で不整脈を疑われ心電図を取っていたのもこの時期です。
タンパク質不足=筋肉がやせる 体の機能低下 髪や肌質の低下
糖質不足=湿疹やアレルギー 動悸 関節炎 慢性的な疲労や思考力の低下 キレやすい
ざっと整理してみると不足している栄養素の症状が次々とあてはまります。
私の肌荒れの原因は皮膚科の診断によるとアレルギー性とのことでしたが、アレルギーだけが原因ではなかったんです。
栄養が満ちることで改善したこと
私の場合は特に亜鉛や鉄分、マグネシウムが足りなかったようです。
野菜をたくさん食べてても、体に必要なビタミンや栄養は網羅できません。
そこから栄養バランスの良い食事を探すために(PFC+ビタミンミネラル満点食)にたどり着き
自分に合ったPFCバランス(三大栄養素)とビタミンミネラルの必要量を見つけるために自分の体で実験を繰り返しました。
サプリメントからではなく食材から栄養を摂取したい!
食材の栄養成分を調べて献立を考えるようになってからは
肌の調子だけでなく色々な事が整い始めました。
- 筋肉が効率的に育つようになった(十分なタンパク質を摂取できるようになったため)
- 食物繊維も穀物からの摂取量が増え、腸内環境が整い 排泄リズムがスムーズに
- 肌荒れの頻度が減り、髪の毛もつるつるさらさら潤うように
- 爪が割れにくくなった
- 疲れても寝たら回復できるようになった
やはり!体のあらゆる不調は栄養状態の偏りが大きな原因でした。
肌荒れや体の不調が気になるなら栄養不足を疑ってみよう
もし今現在 体の調子がいまいちだなとか
疲労感が抜けない、肌荒れを繰り返し通院しているのに改善しないなどの症状が気になる人は自分の食生活をチェックしてみましょう。
または運動しているのに体の変化が感じられないという人もダイエットの行き過ぎで栄養不足になっている可能性大です。
体は食べたもので作られています
いくら運動してもちゃんと栄養が入ってこないのでは筋肉も育ちません
体はどんどん省エネモードになり痩せにくく太りやすい体になってしまいます。
健康の為にも、ボディデザインを進めるためにも
栄養不足にならないように食生活を整えていきましょう!
★美ボディと健康は習慣で作られる★
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