円安が半端ない昨今。
安い日本円で海外に行くと何をするにも恐る恐る値段を円換算する。
【ブログに出てくる値段は全て2023年12月時点のレート£1=¥187で換算しています】
が!予想外にも面白い発見があったので日英の物価比較を交通運賃の観点から比べてご紹介します。
渡航前にロンドンのホテルと実家のあるウェールズへの鉄道の往復チケットを購入したのですがカードの換算レートは悪いものの、そこまで高いという印象は無かったのです。
鉄道は15歳まで子供料金が適用されるので、国内のJRよりもむしろ割安!!
ホテルに関しては日本国内でも価格が高騰しているので、ランクにもよりますがロンドンのホテルがどこもとてつもなく高いわけではありませんでした。
もちろんホテルのグレードはピンキリなので、高級ホテルもあればお得なホテルもあるという事。
日本でいうところのビジネスホテル的なランクであれば朝食付き1泊4人で3万円くらいです。
帰国後東京に1泊したのですが、朝食無しで24000円だったので(朝食込みだと同じくらい)さほど大差は無いですよね。
今回はプレミアインを利用。このホテル ヨーロッパ圏ではお値段良心的なホテルで知名度はあるのですが
日本ではまだ知られていないかも??
ホテル比較サイトには出てこないので、気になる方は直接ホテルサイトにアクセスしてみてください。
ホテルは価格比較サイトよりもダイレクトに予約したほうが安く安全です。
事前準備では、そこまでイギリスの物価高騰と円安を突き付けられるということは無かったのですが。
現地では実際にどうだったのか?
イギリスの公共交通機関は15歳まで子供料金が適用される
ロンドンから夫の実家のあるウェールズまで(片道3時間程)4人で往復4万円!
日本の新幹線と比べても安くない?ですか??
ちなみに釧路⇔札幌間(4時間ほど)4人で往復75680円!(日本は中学生から大人料金適用)
繁忙期などで価格は変動するものの中学生の子供料金が適用されない日本は絶対にイギリスよりも高いですよね。
鉄道だけでなく、バスや地下鉄も15歳までは子供料金が適用されて大人の半額で乗れます。
ロンドン市内のダブルデッカーバスに関しては、一律料金なのでどれだけ乗っても大人£1.75(¥327)
子供は(¥163)で乗れます。
私のホームタウンの釧路なんて、バス料金がバブル化してるんでこの値段では1㎞も乗せてくれないですよ~~
日本って給料は先進他国に比べて安いのに、元々設定されてる様々な日常インフラの物価が高い!と海外に出て初めて気づく。。。
ロンドン交通運賃キャッシュレス決済がデフォルト 子供料金の支払い方
バス運賃の支払いは現金不可です。
タッチ決済可能なクレカかスマホまたはOysterカードのみ対応しています。
乗車時にクレカかスマホをタッチすればそれでOK
降車時は何もしなくていいのです、どれだけ乗っても一律£1.75ですからね。
とってもシンプルで良いです!
地下鉄に関しても基本は改札を通る時にピッとクレカやスマホをタッチして完了。
1日の上限金額が設定されているので、日本のように乗る度に運賃が取られるのではなく
たとえたくさん乗ったとしても区間内の1日の上限金額に達した時点でそれ以上は払わなくて良いのです。
これに関しても日本より良心的なシステム!!
ちょこちょこ地下鉄に乗ってましたが、1日最大でも1500円ほどでした。(これは円安の影響もろに感じますね現地の人にとっては£8ですから)
これだけキャッシュレスなのにクレカを持たない子供料金の支払いはどうするの?と思った方!!
ここも画期的なんですよ~~
ロンドン市内で使える交通系ICカードOysterカードがあります。
旅行者でも購入してチャージをすればバスも地下鉄も使えます。
このOysterカード(大人用)を購入して、駅のスタッフに頼むと
カード設定を子供料金適用に変えてもらえるんです!!
この裏技は日本でいくら検索してもヒットしなくて、
〇子供だけどOysterで大人料金支払う
〇とてつもなく面倒な申請が必要な子供用のOysterカードを事前申請する
などの情報しかなかったので現地でこの方法を知った時には目からうろこでした💡
身分証など見せなくとも、スタッフに15歳と13歳ですと伝えるだけでピピっと設定してくれました。
これで、子供たちもタッチでバスや地下鉄に子供料金で乗れます。
これは日本のPASMOでも同じ機能がありましたね。
11歳以上15歳未満のお子さんとイギリスに旅行される方は必見の裏技です。
困ったことがあったらスタッフに聞く!
とっーても親切に対応してくれますよ。
ある時はOysterに何度やってもマシンでチャージできなくて、クレカが使えないの??と焦ったのですが
スタッフに助けを求めたところ、『この機械故障してるから隣の使って』と
日本人の私からすると壊れたまま放置されてるなんて想像すらしないので
すぐに直せないまでも、【故障中】の張り紙も無いのでお客さんからすると分からないですよね。
マシンが使えない時は故障を疑えと心に刻みました。
郷に入っては郷に従え。
2度やってダメなら別のマシンを試してみよう!と学びました。
故障ネタがもう一つ
エスカレーターやエレベーターとかもよく故障してるんですよね。
でもすぐに直したりはしないみたいです。
対策としては故障してるエレベーターは避けての乗る。
乗っているときに動かなくなって、ドアが開かなくなったらひょえ===ですもんね。
日本vsイギリス 子供料金の捉え方
日本は中学生からホテルや交通機関で大人料金を求められます。
方やイギリスは15歳までは子供料金適用。
16歳以上も学生だったら学生料金が適用されて割安になります。
日本は中学生から大人料金取られますもんね。
小学6年と中一なんて体格も変わらないし、席を1つ取ることにも変わりがないのに大人料金なんて。
変なの!と思います。
イギリスでは16歳までが義務教育なんですが、義務教育期間は子供
16歳以上は学生か働いているならば大人と区切りをつけているのでしょうか?
いずれにせよ、海外の方が子供フレンドリーなことは確か!
息子たちがまだ小さい頃にも度々イギリスに行っていましたが、レストランでもホテルでも電車でもどこでも皆とっても親切でした。
電車内で子供が泣いたり愚図っていても嫌な顔する大人は皆無です。
子供が大切にされる環境って良いですよね♡
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